得意のパー5で3バーディを奪い、8位タイに浮上した横峯さくら

「クラシエ フィランソロピーLPGAプレーヤーズチャンピオンシップ」の2日目。前日は目標としていたアンダーパーでラウンドし、1アンダーの14位タイにつけた横峯さくら。ホールアウト後に「明日もアンダーパーを狙う」と話していたが、連日の目標達成を果たせすべく1番ティからスタートした。

この日は序盤から“攻め”の姿勢が見えた横峯。昨日と同じく左右へのボールの曲がりが目立つものの、積極果敢にピンを狙うショットが多かった。そのためバーディを奪えばボギーも叩くという出入りの激しい内容となったが、5ホールあるパー5のうち、3ホールでバーディを奪取。チャンスホールでは手堅く攻めるプレーを見せ、結局5バーディ、4ボギーの「72」。目標としていた連日のアンダーパーでフィニッシュし、通算2アンダーの8位タイへと浮上した。

一般的に“飛ばし屋”はショットが曲がるとスコアを崩しやすいリスクを負っているが、今の横峯にそんな不安要素はない。曲がってもいい、ラフに入ってもグリーンに乗せてやる、そんな攻めの姿勢が生んだ、連日のアンダーパーだったように思える。あと2日のうちにショットの修正が間に合えば、優勝に手が届くチャンスは十分にあるはずだ。