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さくら、今年初の公式戦は4位タイの好スタート!

さくら、今年初の公式戦は4位タイの好スタート!晴天に恵まれたゴールドコースト・ロイヤルパインズリゾートGCで、いよいよ「2007ANZレディースマスターズ」が開幕した。

注目の横峯さくらK.ウェブG.ノセラとのペアリングで早朝7時半に10番からティオフ。スタートホールを無難にパーで切り抜けると、続く11番パー3では140ヤードを8Iでピン右8mにつけ、これを沈めてまずはバーディが先行する。13番パー4では右ラフから9Iでのセカンドショットを4mにつけ、こちらも沈めて2アンダーとした。どちらも決して易しいとは言えないパットを沈めた。

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16番パー3ではティの後ろに設置された巨大な看板が風の読みを狂わせたのか、6Iで放ったショットがキャリーでグリーンをオーバー、寄らず入らずでこの日初めてのボギーを叩く。しかし続く17番、PWで放ったセカンドショットが6mにつくと、下りでなおかつスライスからフックするという難しいラインを「結構強め、入らなかったら2mはオーバーしてたかも(笑)」に打ってすぐにバーディを取り返す。18番はボギーとしたが、前半は3バーディ2ボギー、トータル1アンダーで折り返した。同組のウェブはティショットではほとんど横峯をオーバードライブする距離が出ていたが、ショット、パットともにいまひとつ噛み合わず、スコアを伸ばしきれない。珍しくイライラして地面にクラブを叩きつけることなどもあった。

横峯は後半に入るとさらに勢いを伸ばす。1番では右カラーから6mのパットをねじ込むと、2番では131~132ヤードのセカンドショットを9Iで1mにつけるスーパーショット!なんなく沈めて連続バーディ。3番パー5ではセカンドをグリーンすぐ手前まで運び、SWで50cmにつけて楽々3連続バーディを奪った。7番でも左奥のカラーから下り5mのパットを沈めて後半は4バーディノーボギー。完璧といっていいゴルフを見せた。ホールアウト後は大会側の要請で、公式会見にも登場。地元記者からの英語の質問に、戸惑いながらも一生懸命答える姿が印象的だった。

明日は再び同じペアで午後スタートになる横峯。今日のようなゴルフができれば、優勝も十分期待できそうだ。

<ホールアウト後インタビュー>
「前半はバーディ取ってはボギーを叩くといった感じで、ところどころ風の読みをミスしたり、番手ミスが多かったので、7ラウンド位しているのに風が読みきれずちょっと悔しいかな。でも終わってみれば7バーディ取れているし、スコアはそれなりについてきたので良かったです。アンダーパーは出るかなと思っていたけど、5アンダーは上出来ですね。パッティングをしっかり打てたし、後半に入ってからはドライバーも自分の思うところに打てるようになってきたので、全体的によかったと思います」

(父・良郎さんのキャディーは?)
「相変わらず動きが遅いですね(笑)。でも読みはあってました。すごく切れそうに見えるラインでも、実際にはあまり切れないところとかあって、そういう所では意見が合いました」

(ウェブとのラウンドは?)
「すごく飛ばすし、小技もうまい!明日もう1回チャンスがあるので、吸収できる部分はどんどん吸収したいと思います」

「明日は午後のスタートなので風も出るだろうし、きっちりパーセーブをしていくという形になると思うんですけど、その中でもチャンスがくればどんどんバーディを狙っていこうと思います。今日の貯金もあるし、2アンダーから3アンダー位でまわれれば…ショットも悪くないけど、悪いクセが出ると右にいってしまうので、そこだけ修正して臨もうと思っています」

<横峯良郎インタビュー>
「どんなコースでも初日の目標は5アンダーにおいているけど、1年で最初の試合の第1日目で5アンダーは最高じゃない!?ウェブはさくらの大先輩でもあるわけだけど、やっぱりすごいね。飛んで、しかも曲がらない。同組のノセラも飛ぶしさ、さくらも日本じゃあ飛ぶ方だけど、ほとんど負けてたもんね。ビックリした。でもさくらも今日のプレーなら不安材料はないし、ドライバーもいいしパターもいい。優勝するよ!いや、したいよね!!」

2007年 ANZレディースマスターズ



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