追いつかれた17番で起死回生のバーディを奪取。完全優勝を成し遂げた横峯さくら

茨城県の美浦GCで開催されている、国内女子ツアー第14戦「ニチレイレディス」の最終日。単独首位からスタートした横峯さくらは、この日1つスコアを落としたものの、通算6アンダーとして、今季初優勝を飾った。

ボギー発進とした横峯は、続く2番でバーディを奪取した。しかし、5番で再びボギーを叩き、その後もバーディとボギーを繰り返す出入りの激しい展開に。結局前半は1つスコアを落として折り返した。

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後半に入っても、安定することが出来ず、12番でバーディを奪うも、続く13番では痛恨のOB。本人も「もうダメかな」と思ったこのホールをダブルボギーとしてしまう。しかし、17番で起死回生のバーディを奪取すると、そのまま逃げ切りツアー3勝目を飾った。

「本当に素直にうれしい」と優勝コメントを語った横峯。最終日の今日は、父の日ということもあり、父良郎氏に最高のプレゼントとなった。その父良郎も「えらいと思うよ」と賛辞のコメントを贈った。

この優勝で、賞金ランクも不動裕理を抜いて賞金ランキング3位に浮上。賞金女王に向け、一歩ずつ前進といったところ。また、メジャー「全英女子オープン」の出場権も獲得した横峯。さらなる飛躍に期待が集まる。