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さくら、3位浮上「日本人が勝たないといけない気持ちは強い」

今季国内女子メジャー初戦「ワールドレディスサロンパスカップ」の3日目、昨夜の雨で軟らかくなったグリーンに対応した横峯が、この日ノーボギーの「67」で回って通算4アンダーへと躍進。前日の8位タイから首位と3打差の単独3位へと浮上を果たした。

「ショットは昨日までも結構良かったけど、風に左右されてグリーンに載らなかった。今日もショットは良かったと思います」という横峯。まずは3番パー5で2打目をグリーン手前の花道まで運ぶと、残り30ヤードの3打目をピンそば2mにつけてバーディ奪取。5番パー5でも、2打目でグリーン右サイドのカラーまで運び、アプローチはあわやチップイン。50cmにつけて楽々バーディとした。

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「今日はピンが10ヤード入っていたら、キャリーでエッジに打っていく感じ。昨日までは2~3ヤード手前に落として、グリーンで止まってくれたらラッキーという感じでした」と、グリーンコンディションの違いを説明する。急激なコンディションの変化に戸惑う選手も多い中、横峯はピンを攻めてバーディチャンスを量産した。

「17番で50cmのバーディパットを外したけど、引き摺ることなく次のティショットを打てました。今日は3つか4つ、3m位のバーディパットを外したけど、難しいラインだったので、まぁ仕方ないかなと次に気持ちを切り替えることが出来ました」。4日間競技の3日目、横峯は焦ることなく淡々とプレーを続けた。

「明日こういうプレーをしていて、もったいないパットが入らないと悔しいけど、今日はまだ明日があるので…」。明日こそが最終決戦。「日本が舞台なので、日本人が勝たないといけない気持ちは強いです。でも、それなりの選手が上位にいるので、気持ちで負けないように頑張りたいです」。空回りしないよう、うまく自分をコントロールして、横峯は最終組から今季初優勝を目指す。

2010年 ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ



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