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さくら、辛くも05年以来の予選落ちを回避

「日医工女子オープン」初日はパットの不調が響き、1オーバーの53位タイと出遅れた横峯さくら。まずは予選通過となる50位以上を目指し、インコースから2日目のスタートを切ったが、15番でボギーが先行してしまう。

昨日のホールアウト後の練習により、パットの不安は解消していた。「アドレスで、ボールの位置が右過ぎていた。思い切って左足の前くらいに置いたら、フォローも出しやすくなった」。だが、この日の足枷となったのはショット。特にミドルアイアンの精度を欠き、スコアメイクに苦しんだ。

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その中でも、折り返し後の1番(パー5)では、3打目をピン左1メートルにつけてバーディを獲り返す。さらに3番でもバーディを奪い、予選通過安全圏のイーブンパーに食い込むも、5番でボギーを叩いて再び1オーバーに逆戻り。最終9番(パー5)も4メートルのバーディパットを外し、この日2バーディ、2ボギーのイーブン。「最後を決めきれずに残念」と悔しさを滲ませながら、通算1オーバーのままでホールアウトした。

ホールアウト時点での順位は47位タイ。予選通過は後続の結果に委ねられたが、45位タイで辛くも決勝ラウンドに進出し、05年の「伊藤園レディス」以来となる予選落ちは免れた。諦めかけながらも、何とか手にした最終ラウンドでのプレー。来週の「全米女子オープン」に向けて、弾みをつける内容で終えたいところだ。【富山県富山市/塚田達也】

2011年 日医工女子オープンゴルフトーナメント



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