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さくら、2日連続7アンダーなら優勝できる!

国内女子ツアー「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」の初日に1アンダー17位タイにつけた横峯さくらが、怒涛のバーディラッシュで通算8アンダーの単独3位に急浮上した。序盤はショットが左に行くミスが出るなどバーディを奪えなかったが、5番でグリーン手前の池のすぐ前から打ったアプローチが直接入るチップインバーディを奪ってから勢いがついた。

続く6番は2打目をピン60センチにぴたりとつけ、7番は5mのバーディパットを沈め、8番は再びショットで1mに付ける多彩な攻めで4連続バーディ。9番パー5では上り4mを決められずパーとするが、10番、11番でも再び連続バーディを奪い、首位を走る福嶋晃子にじわじわと接近する。

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女子ツアーの場合、アウト・インで各18組が順にスタートするため、ハーフターン時に数組がスタート待ちを強いられる。その時間も少なくて20分、多い時には50分も待たされることがある。この日は約40分間のインターバルが設けられたが、横峯はその間も集中力を切らさなかった。

「ハーフターンは当然待つことになると思っていました。みんな時間がくるまでパッティングをしていますが、私はやっても5分程度ですかね。むしろ、休憩をしながら前半と気持ちを変えずに後半に入るようにしています」。

淡々とプレーするスタイルが横峯流だが、ハーフターンでも慌てず騒がず、自分のペースを崩さないのも横峯らしさ。最終日は歴代女王3人による最終組(2003年以降の記録上ツアー史上初)となるが、横峯は「今日みたいに7アンダーで回れば優勝できるんじゃないですかね」と、相手を意識せずに自分のゴルフに集中する。(長野県北佐久郡/本橋英治)

2011年 NEC軽井沢72ゴルフトーナメント



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