同組の佐伯三貴とのチームワークは文句なし？

今年で11回目を迎えた「日韓女子プロゴルフ対抗戦」に、過去6度の出場を果たしている横峯さくらの個人通算成績は8勝1敗で、出場選手中最多勝利数を誇っている。また、その勝率も群を抜いて高く、韓国チームも警戒選手に横峯の名を上げたほどだ。

「たまたま、運がいいだけです」と横峯は軽く受け流すが、これまでたびたび発揮してきた勝負強さに、今年も期待は高まっている。

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この日はプロアマ戦をラウンドしたが、「距離はそんなにないけど、寒いのでドライバーが飛ばなかった」と、横峯にとってはコースよりも寒さの方が大敵の様子。「こんなものだろうなとは思っていましたけど、やっぱり寒いですね」と、身を震わせていた。

大会初日は佐伯三貴と組んで、第4試合のフォアボールマッチに出場する。「グリーンが大きくてアンジュレーションがあるので、セカンドの距離感が難しい」と警戒するが、一方の佐伯は「しっかりさくらちゃんに頑張って貰えるように、サポートしたい」と、チームの総力を挙げて、対戦相手に挑むつもりだ。

今年は04年以来のレギュラーツアー未勝利に終わった横峯だが、この対抗戦で勝利を飾ることができれば、その傷も少しは癒せることだろう。（韓国釜山／今岡涼太）