シンガポールにあるセントーサGCで開催されている、欧州男子ツアー第45戦「バークレイズ・シンガポールオープン」の3日目。競技は3日連続のサスペンデッドとなり、4日目の最終日に入って第3ラウンドが終了した。

この日注目を集めたのは久保谷健一。22位タイからスタートして「67」の好スコアでラウンド。一気に18人抜きを見せて4位タイに浮上。我慢のゴルフから一気に優勝争いに加わってきている。4位タイからスタートした市原弘大は勢いを欠いたが、6アンダーをキープし4位タイをキープしている。このまま優勝争いに残ることができるか、2人の活躍に期待したい。なお、丸山茂樹、平塚哲二、原口鉄也は残念ながら予選落ちに終わっている。

通算11アンダーで単独首位に立っているのはイアン・ポールター（イングランド）で、わずかながらリードを奪っている。1打差で続いているのはグラエム・マクダウェル（北アイルランド）。こちらは通算10アンダーと1打差で食らいついている。さらに2打差の通算8アンダー、単独3位にはリャン・ウェンチョン（中国）。アジア勢の活躍にも期待ができるだけに、最終ラウンドの戦いが楽しみなところだ。