日本人として唯一参戦している矢野東 (Richard Heathcote/Getty Images)

モロッコにあるロイヤルゴルフ・ダルエサラームで開催されている、欧州男子ツアー第12戦「ハッサンII ゴルフトロフィー」の3日目。ルイス・オーシュイゼン(南アフリカ)が通算20アンダーで単独首位に立っている。

首位と2打差の2位タイからスタートしたオーシュイゼンは、この日ルージュコースをラウンド。スタートホールでバーディを決めると、そこから1ホールおきにバーディを奪い続け、最終18番ホールまでに9バーディをマーク。途中17番でボギーを叩いたが、文句のつけようのない内容で通算20アンダー。一気に単独首位に立ち、優勝に大きく近付いている。

＜＜　下に続く　＞＞

首位で3日目を迎えたリース・デービース(ウェールズ)は、前半に5バーディを奪うも、2ボギーを叩いて3つスコアを伸ばすに止まる。後半は3バーディノーボギーでラウンドし、通算18アンダーとしたが、オーシュイゼンの勢いが上回り、単独2位に順位を下げてしまった。

通算16アンダー、3位タイにはトーマス・レべ(フランス)、トーマス・アイケン(南アフリカ)の2人が続いている。前日16位タイに順位を上げた矢野は、この日、前半に1つもバーディが取れず、後半もその巻き返しができないままホールアウト。通算5アンダー、41位タイに順位を下げている。最終日の奮起に期待したい。