ポルトガルにあるポルト・サントGで開催されている、欧州男子ツアー第15戦「マデイラ・アイランド・オープン」の最終日。ジェームス・モリソン（イングランド）が通算20アンダーで、初優勝を手にしている。

これまで安定したゴルフを見せ2位に3打差をつけて最終日を迎えたモリソン。しかし、初優勝へのプレッシャーからか、この日は立ち上がり3ホールで2ボギーを叩きスコアを落としてしまう。しかし、5番でバーディを取り返すと、8番ではイーグルを決めて自ら流れを取り戻す。後半は2位に食い込んだオリバー・フィッシャーの猛追を受けながらも、最終ホールでバーディを決めて逃げ切り、ツアー初優勝を飾った。

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首位と6打差の3位からスタートしたフィッシャーは前半、4連続バーディを含む5バーディを決めて首位のモリソンに迫る。後半は手堅くスコアを伸ばし、通算19アンダーとして首位に並んで先にホールアウト。最終的にモリソンに逃げ切られてしまったが、最後に見せ場を作り大会を盛り上げた。

通算14アンダー、単独3位にはジョージ・マレー（スコットランド）。優勝を射程圏内に入れていたが、前半の3ボギーで脱落。1つスコアを落として3位で大会を終えた。通算13アンダー、単独4位にはチャールズ・エドアルド・ルッソ（フランス）。続く単独5位にはアレッサンドロ・タディニ（イタリア）が食い込んでいる。

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