2010年 WGC HSBCチャンピオンズ
期間:11/04〜11/07 場所:シャーシャンインターナショナルGC(中国)
F.モリナリがL.ウェストウッドを振り切って勝利!
中国・上海にあるシェーシャンインターナショナルGCで行われている「WGC HSBCチャンピオンズ」の最終日。大会初日に7アンダー「65」をマークして単独首位に立ったイタリアのフランチェスコ・モリナリが、通算19アンダーまでスコアを伸ばし4日間首位を守りきる完全勝利で、世界ゴルフ選手権初制覇を果たした。
最終日は朝から濃霧のためスタート時間が1時間15分遅れた。試合は通算14アンダーの単独首位に立つモリナリと、1打差で追走する世界ランキング1位のリー・ウェストウッド(イングランド)の一騎打ちとなった。
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前半に4バーディを奪ったモリナリがその差を2つと広げると、ウェストウッドも10番でバーディを奪い再び1打差へ。そのまま終盤まで息詰まる接戦は続き、モリナリが16番でバーディを奪い、対するウェストウッドは最終18番パー5でバーディを奪うが、一歩及ばずモリナリが逃げ切り優勝を果たした。
通算9アンダー3位タイにはリッチー・ラムジー(スコットランド)とルーク・ドナルド(イングランド)の2人。通算8アンダー単独5位にこの日5ストローク伸ばしたロリー・マキロイ(北アイルランド)、さらに1打差の通算7アンダー6位タイにタイガー・ウッズ、レティーフ・グーセン(南アフリカ)、アーニー・エルス(南アフリカ)など7人が並んだ。
日本勢は、池田勇太が通算2アンダーまでスコアを伸ばして30位タイで最上位。宮本勝昌も6ストローク伸ばして通算1アンダーの34位タイに浮上。石川遼は、3ストローク落して通算1オーバーの41位タイ、藤田寛之は通算2オーバーの46位タイ。
3日間アンダーパーが出ていなかった薗田峻輔は、この日5ストローク伸ばして通算6オーバーの58位タイに浮上。そして通算7オーバーの60位タイに平塚哲二と松村道央の2人が並んだ。