アイルランドにあるカートンハウスGCで行われている、欧州男子ツアー第20戦「ニッサン・アイルランドオープン」の3日目。ムービングデイともいわれるこの日、若手期待のニック・ドハティ（イングランド）が再び首位に踊り出た。

予選ラウンドで2位タイにつけていたドハティが、「67」をマークして通算9アンダーまでスコアを伸ばし単独首位を奪取。ドハティは、バーディを積み重ねるシェアなゴルフで頭ひとつ抜け出した。明日の最終日は今週迎えた23歳の誕生日に優勝の華を添えられるか。

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また、予選ラウンドでトップに立っていたスティーブン・ドッド（ウエールズ）は、この日スコアを伸ばせず、4位タイに後退。最終日にどこまでスコアを伸ばしていけるか、まだまだ優勝を狙える位置だけに爆発力を見せたいところだ。

さらに、注目なのがトップと2打差の7アンダーで2位タイを形成する、デビッド・ハウエル（イングランド）とオリバー・ウィルソン（イングランド）の2人。特にウイルソンは、3日目に「66」というベストスコアを叩き出して勢いがあるだけに、最終日のプレーに期待が持てる。

優勝争いはドハティを中心に、ハウエルとウィルソンのイングランド勢対決、さらにドッドらが絡んでくるといった展開が有力だ。