ウェールズ、ザ・ケルティックマナーリゾートで行われている、欧州男子ツアー第22戦「ザ・ケルティックマナーリゾート・ウェールズオープン」の3日目。前日からトップに立っているアレサンドロ・タディーニ（イタリア）が、この日スコアを3つ落としたものの通算8アンダーで首位を守った。

強風とスコールに見舞われるという厳しいコンディションの中、タディーニは我慢のゴルフを展開。3番でダブルボギーを叩くなど、一気に崩れそうな場面もあったが何とか踏ん張った。このまま最後まで粘り切れれば優勝も見えてくる。

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さらに、2位タイグループにはミゲル・アンヘル・ヒメネス（スペイン）やイアン・ウ－ズナム（ウェールズ）ら4人が首位と1打差の通算7アンダーで並び、さらにトップと3打差以内に11人がひしめくという大混戦。そんな中でも注目なのが、ヒメネス、ウ－ズナム、そして通算5アンダーの5位タイにつけているニック・ドハティ（イングランド）の3人だ。ドハティは、この日上位陣が思うようにスコアを伸せない中、4つスコアを上げてきた。明日の最終日に向けて調子は上々で期待が持てる。また、ヒメネス、ウ－ズナムの2人も粘りのプレーを見せている。

そのほか、注目選手のひとりマイケル・キャンベル（ニュージーランド）は、思うようにスコアを伸ばせず、通算イーブンパーの35位タイと下位に沈んでいる。