欧州男子ツアーの第9戦「カタールマスターズ」が、中東カタールにあるドーハゴルフクラブで開幕した。強風の中行われ、各選手スコアを思うように伸ばせず、苦しいゴルフを強いられた。

大会初日、首位グループに6人が並ぶ大混戦。その中に、先週「ドバイデザートクラシック」に引き続き、今シーズン欧州ツアー3戦目の佐藤信人が並んだ。1番からスタートした佐藤は、前半で2つスコアを伸ばし、幸先の良いスタートを切った。後半15番で第2打をグリーンオーバーし、寄らず入らずのボギーを叩いてしまうが、16番でバーディを奪いすぐさま取り返すと、続く17番パー3でピンそば2メートルにつけバーディ。強風といった悪コンディションの中、持ち前の淡々としたプレーでスコアを伸ばし、通算4アンダーで首位に立った。

そのほか注目選手の、ミゲル・アンヘル・ヒメネス（スペイン）は通算1アンダーの29位、先週の大会で2位に入っているポール・マギンリー（アイルランド）は、通算イーブンパーの46位につけている。また、ディフェンディングチャンピオンのダレン・フィチャードは、通算2アンダーの15位と好位置をキープした。