アブダビ選手権2日目、単独首位に立った昨年覇者のM.カイマー(Getty Images/Andrew Redington)

UAEのアブダビGCで行われている欧州男子ツアー第5戦「アブダビHSBC 選手権」2日目、初日に首位に立ったチャール・シュワルツェル（南アフリカ）に代わって、「65」の好スコアでラウンドした昨年王者マーティン・カイマー（ドイツ）が、通算12アンダーで単独首位に立った。

雨と強風による悪コンディションの中、カイマーはフロントナインで5つのバーディを奪うと、後半も2バーディ、ノーボギーとスコアを伸ばした。「前半に5つのバーディを奪えたことによって、（2日目の）今日も、希望と信念を持って臨めた」と話すカイマー。現在世界ランキング3位のカイマーは、2位のタイガー・ウッズと入れ替わるには、今週7位以内でフィニッシュする必要がある。

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単独2位には、トップと3打差、通算9アンダーでシュワルツェル。続く単独3位には、通算8アンダーでグレーム・マクドウェル（北アイルランド）が続いている。

注目のロリー・マキロイ（北アイルランド）は、イーグルを奪うなど、スコアを5つ伸ばし7位タイまで順位を上げた。フィル・ミケルソンは通算3アンダーで25位タイ、マッテオ・マナッセロ（イタリア）は通算2アンダーで38位タイ。世界ランク1位のリー・ウェストウッド（イングランド）はスコアを3つ落とすも62位タイで予選通過となった。

競技は連日の日没サスペンデッドにより、4人が第2ラウンドを消化できていない。明日の午前8時30分に再開後、引き続き決勝ラウンドが実施予定となっている。