2011年 マスターズ
期間:04/07〜04/10 場所:オーガスタナショナルGC(米国ジョージア州)
C.シュワルツェルがメジャー初優勝!遼は20位、ローアマの松山は27位
今季のメジャー第1戦「マスターズ」は10日(日)、ジョージア州オーガスタナショナルGCで最終ラウンドを行い、首位に4打差の2位タイから出たチャール・シュワルツェルが「66」をマークして通算14アンダーとし、逆転で米国PGAツアー及びメジャー大会初優勝を飾った。南アフリカ勢がマスターズを制覇したのはゲーリー・プレーヤー、トレバー・イメルマンに続き3人目。日本の石川遼は通算3アンダー20位タイ、松山英樹は1アンダー27位タイだった。
前日9日の第3ラウンドを終えて2位に4打差をつけてトップに立っていたロリー・マキロイ(北アイルランド)が序盤にスコアを落とし、優勝争いは混沌。一時は1打差以内に猛チャージを見せたタイガー・ウッズら7人がひしめく大混戦となった。その中、シュワルツェルは15番から4連続バーディを奪って単独トップに浮上し、2打差でジェイソン・デイ、アダム・スコット(ともにオーストラリア)を振り切った。
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通算10アンダーの4位タイに「67」をマークしたウッズ、オーストラリアのジェフ・オギルビー、イングランドのルーク・ドナルド。ウッズは2005年大会からマスターズで7年連続トップ10入りした。
1アンダーの30位タイから出た石川遼は2番(パー5)で2オンに成功し、オーガスタで初のイーグルを奪取。最後は17番から2連続バーディで自身初の決勝ラウンドを締めくくった。1イーグル、4バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの「70」で回り通算3アンダーの20位タイで3度目のマスターズを終えた。
史上初の日本人アマチュアとして出場し、19歳1か月の日本人最年少で決勝ラウンドに進出した松山英樹は3アンダーの18位タイからスタートし4バーディ、6ボギーの「74」。通算1アンダーの27位タイでフィニッシュした。今大会に出場したアマチュア6選手の中で予選を通過したのは松山のみで、日本人史上初のローアマチュアを獲得した。
石川遼と松山英樹の4日間のそれぞれのスコアは以下の通り
石川:71-71-73-70(285:-3)
松山:72-73-68-74(287:-1)