2011年 ドバイ・ワールドチャンピオンシップ
期間:12/08〜12/11 場所:ジュメイラ・ゴルフエステーツ(UAE)
逆転賞金王を狙うR.マキロイが3位発進! L.ドナルドは26位
◇欧州男子◇ドバイ・ワールドチャンピオンシップ 初日◇ジュメイラ・ゴルフエステーツ(UAE)◇7,675ヤード(パー72)
バーディ合戦の幕開けとなった、欧州ツアー最終戦の初日。一歩抜け出したのは、4連続を含む8バーディ、ノーボギーの「64」をマークしたピーター・ハンソン(スウェーデン)。8アンダー単独首位に立ち、ビッグタイトルに向けて絶好のスタートを切った。
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そして今大会の最大の焦点となる、最終戦までもつれ込んだ賞金王争い。最終組で、トップを走るルーク・ドナルド(イングランド)と、約79万ユーロ(約8,200万円)差の2位で追うロリー・マキロイ(北アイルランド)による直接対決が繰り広げられた。逆転賞金王には優勝が最低条件となるマキロイは、9バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの「66」をマーク。6アンダーの単独3位と、奇跡の逆転劇に望みを繋ぐスタートを見せた。
マキロイは1番をバーディ発進とするが、続く2番(パー5)では2打目をロストして痛恨のダブルボギー。しかし、イーブンで折り返したバックナインではバーディラッシュを演じ、3連続バーディフィニッシュを含む6バーディで一気にリーダーズボードを駆け上がった。
一方、9位以上で賞金王が確定するドナルドは、14番、15番とティショットをブッシュに打ち込むなど、マキロイとは対照的にバックナインで3つ落とし、イーブンパーの26位タイ。マキロイにアドバンテージを許す初日となった。
上位では、7アンダーの単独2位にスコットランドのポール・ローリー。5アンダーの単独4位にセルヒオ・ガルシア(スペイン)、4アンダーの5位タイにアルバロ・キロス(スペイン)のほか、ロバート・ロックとロス・フィッシャーのイングランド勢が続いている。