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2002年 WGC EMCワールドカップ
期間:12/12〜12/15 場所:ビスタバラータ・ニクラスコース(メキシコ)

日本大躍進! 首位と3打差、5位に急浮上!

WGC(世界ゴルフ選手権)「EMCワールドカップ」は、大会2日目のフォーサムが行われた。この競技は、1つのボールをチーム内の2人が交互に打っていく方式で、互いのチームワークが重要になる。

そのフォーサムで日本の伊沢利光と丸山茂樹が好プレーを連発した。2番ホールでバーディを奪うと3番パー5では快心のイーグル。さらにバーディを積み重ね、前半を30でラウンドした。

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中盤は無難にパーを積み重ね、前日のフォーボール、2人のベストスコアをとる方式でボギーを記録した12番パー5も問題なくパーセーブ。後半は前日バーディを奪えなかった15、17番のパー3でバーディを奪った。2日連続の8アンダー64をマークし、16アンダー5位に浮上した。

この日、日本チームがとった作戦は偶数ホールを丸山がティショットを打ち、奇数ホールは伊沢が担当。「伊沢さんのティショットが良かったから、2打目をいっぱいいっぱい狙っていって寄って行きましたね。3メートルぐらいから伊沢さんがイーグルパットを決めてくれました」。

4つあるパー3ホールは、すべて伊沢がティショットを担当した。そして3つのホールで丸山がバーディパットを決めるという良い流れができた。明日以降が楽しみになってきた。

この日もっともスコアを伸ばしたのはビジェイ・シンとディネッシ・チャンドがペアを組むフィジーだった。昨年日本で開催された大会でもコンビを組み、好スコアをマークした。2番パー5ではボギーを叩いたが、11個のバーディを量産し、19アンダーまで伸ばしてきた。

初日とは競技方法も異なるため順位も大きく入れ替わった。首位フィジーに続き1打差には南アフリカと初日首位のカナダがつけている。フィル・ミケルソンデビッド・トムズ率いる注目のアメリカチームは、16位から13位まで浮上してきた。開催国のメキシコは4アンダーとスコアを伸ばせず最下位に後退してしまった。

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