初日「63」のロケットスタート！ 単独首位に立ったT.ルイス（Warren Little /Getty Images）

◇欧州男子◇ライオネスオープン powered by グリーンフィニティ◇ダイヤモンドCC（オーストリア）◇7,386ヤード（パー72）

晴天で迎えた「ライオネスオープン powered by グリーンフィニティ」の初日、22歳のトム・ルイス（イングランド）が「63」をマークして、9アンダー単独首位のロケットスタートを切った。この日、インからスタートしたルイスは連続バーディ発進で勢いに乗ると、折り返し手前の3ホールで再び連続バーディでスコアを伸ばす。後半も4つのバーディを奪い、後続に2打のリードで首位に立った。

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ルイスは2011年にプロ転向を果たすと、転向後3試合目の出場となった「ポルトガルマスターズ」でツアー初勝利を飾った。昨年は未勝利でシーズンを終えたが「昨年は、期待以上の成績を残せず伸び悩んだ。でもその経験があってこそ、今は自信を取り戻すことができた」と、もがき続けた1年の努力がこの日の好スタートに繋がった。

7アンダーの単独2位にはジュースト・ルーテン（オランダ）。6アンダーの3位タイにはグレーム・ストーム（イングランド）、アレクサンダー・レビー（フランス）、リチャード・マケボイ（イングランド）、サイモン・ダイソン（イングランド）の4選手が続いている。

さらに5アンダーの7位タイにはミゲル・アンヘル・ヒメネス（スペイン）、リャン・ウェンチョン（中国）ほか、全5選手が並んでいる。昨年覇者で開催地オーストリア出身のベルント・ウィスバーガーは、4アンダーの12位タイとまずまずのスタートを切っている。