最終日は伸び悩んだが、母国タイトルを手にしたD.フィチャート（Dean Mouhtaropoulos／Getty Images）

◇欧州男子◇アフリカオープン 最終日◇イーストロンドンGC（南アフリカ）◇6632ヤード（パー72）

2010年の初回から地元南アフリカ勢が勝利を収めてきた大会は今年、ダレン・フィチャートが勝利を収め、その伝統は4大会連続で築かれた。フィチャートはC.シュワルツェル、L.ウーストハイゼンといったメジャー覇者と肩を並べ、昨年の「セントオマール・オープン」に次ぐツアー4勝目を果たした。

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最終日を通算15アンダー首位タイで迎えると、13番までに4つのバーディを積み重ね通算19アンダーとした。14番以降ボギーを3つたたき2位に1打差まで迫られてしまうが、最終的には2打差の通算16アンダーで優勝を果たした。

通算14アンダー2位タイに食い込んだのはフランスのグレゴリー・ボーディ。3番（パー5）でイーグルを奪った後は12番までスコアを伸ばせずにいたが、14番から3連続バーディを奪いフィチャートにプレッシャーをかけた。

フィチャートと同じく首位タイで最終目を迎え、地元の声援を受けたジャコ・ヴァンジル（南アフリカ）は、1番、2番で連続バーディ。この時点で単独首位に躍り出たが、その後はバーディを奪えずボギーが3つ。スコアを1つ落として通算14アンダー、2位タイに終わった。

また、予選2ラウンドを首位で終えたブラジルのアジルソン・ダ・シルバは、最終日に4ストローク落としてしまい、通算9アンダー12位タイとなった。

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