ユーラシアカップについて知っておくべき10の事柄
2016年 ユーラシアカップ
期間:01/15〜01/17 場所:グレンマリーGC(マレーシア)
欧州チームが大勝!片山晋呉は3連敗でアジアを勝利に導けず
2016/01/17 17:09
◇欧州アジア対抗戦◇ユーラシアカップ 最終日◇グレンマリーGC(マレーシア)◇7004yd(パー72)
ユーラシア大陸の盟主の座をかけた対抗戦は、欧州チームが終始アジアチームを圧倒し、初優勝を飾った。最終日は両チーム全12選手ずつが参加するシングルス・マッチプレー12試合が行われ、欧州が9勝1分2敗で9.5ポイントを獲得。3日間の合計ポイント18.5-5.5で快勝した。
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ダブルス戦で争われた前日2日目を終えて、6ポイントのリードを奪っていた欧州のダレン・クラーク主将(北アイルランド)はこの日、第1組にイアン・ポールター(イングランド)を指名。世界屈指のマッチプレー巧者がダニー・チア(マレーシア)を4&3で退けて先勝すると、第7組ではリー・ウェストウッド(イングランド)がニコラス・ファン(マレーシア)に7&6で大勝した。
欧州は2014年の前回(第1回)大会で、4ポイント差をつけて臨んだ最終日に、アジアにドローに持ち込まれたが、同じ轍は踏まなかった。
アジア選抜のこの日の白星は米ツアーでもプレーするアニルバン・ラヒリ(インド)と昨年の日本ツアー賞金王キム・キョンテ(韓国)が、それぞれシェーン・ローリー(アイルランド)、ベルント・ウィスベルガー(オーストリア)を下して挙げたもの。
日本からただひとり出場の片山晋呉はクリストファー・ブロバーグ(スウェーデン)に、ハーフターン時点で4DOWNの劣勢を強いられたまま、5&4で敗れた。
片山は「向こうはやはりレベルが高い。自分もいいプレーはしていたんだけど。自分にとっては、今はもう“いい経験”というのはあまり必要ない。それでも1週間楽しく出来た」と大会を振り返った。