2007年 オメガ・ヨーロピアン・マスターズ
期間:09/06〜09/09 場所:クランスシュルシエレ(スイス)
B.ラムフォードがプレーオフを制し今季初優勝!
スイスのクラン・シュル・シエールGCで開催されている、欧州男子ツアー第37戦「オメガ・ヨーロピアン・マスターズ」の最終日。ブレット・ラムフォード(オーストラリア)が、フィリップ・アーチャー(イングランド)とのプレーオフを制し、久々の優勝を飾った。
首位タイで最終日を迎えたラムフォードは、1番から連続バーディと、優勝へ向けて好スタートを切る。11、12番も連続バーディを決めスコアを伸ばすが、3連続バーディなどを決めて猛烈にスコアを伸ばしてきたアーチャーに並ばれてしまう。ともに通算16アンダーでホールアウトし、2人の勝負はプレーオフへともつれ込んだ。18番ホールで実施されたプレーオフ1ホール目で、ラムフォードが見事にチップインバーディを決め、2004年の「ニッサンアイリッシュオープン」以来の勝利を手にした。
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大会連覇を狙ったブラッドリー・ドレッジ(ウェールズ)は、首位タイでスタート。最終日も連続バーディ発進と、見事な立ち上がりを見せたが、最終的には4バーディ、2ボギーという内容で、スコアを2つ伸ばすにとどまり通算15アンダー。単独3位で大会を終えた。
この他、通算14アンダーの単独4位にS.E.ベッブ(ウェールズ)、通算12アンダーの単独5位には、単独3位スタートながらスコアを伸ばせなかったオリバー・ウィルソン(イングランド)が続いた。また、PGAシニアツアーから参戦しているエドアルド・ロメロ(アルゼンチン)は、この日のベストスコア「65」をマーク。通算10アンダーとして、16位タイから8位タイに再浮上し、ベテランの貫禄を見せてフィニッシュしている。