イングランドにあるロンドンGCで開催されている、欧州男子ツアー第30戦「ヨーロピアンオープン」の3日目。ロス・フィッシャー（イングランド）が、完全優勝に王手をかけている。

前日、2位に1ストローク差まで迫られながらも、首位をキープして3日目を迎えたフィッシャー。この日は2番でボギーを叩いた後、スコアを戻せないまま7番でもボギーを叩き、一気にスコアを落とすかと思われた矢先の8番から、起死回生の連続バーディを決め後半へ。ピンチを切り抜けたフィッシャーは、15番でイーグルを決めると、前日に続きバーディフィニッシュ。通算16アンダーとして、優勝に大きく近づいている。

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3打差でこれを追うのは、引き続き、グラエム・マクドウェル（北アイルランド）。フィッシャーのつまずきもあり、一時は首位にも立ったが、その後崩れ、通算13アンダー。わずかに1つスコアを伸ばすにとどまっており、差を広げられたが、明日の最終日に逆転優勝を狙っている。

通算10アンダー、単独3位には、デビッド・フロスト（南アフリカ）。続く通算8アンダー、4位タイにはソレン・ハンセン（デンマーク）ら3人が並び、セルヒオ・ガルシア（スペイン）とジーブ・ミルカ・シン（インド）は通算7アンダー、7位タイに続いているが、優勝へ向けては、フィッシャーと、マクドウェルの一騎打ちとなる可能性が高くなっている。