ディフェンディングチャンピオンとして、大会2連覇に挑む甲斐慎太郎

国内男子ツアー第11戦「VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント」が8月27日（木）から30日（日）までの4日間に渡り、福岡県にある芥屋GCで開催される。昨年大会は、3日目に単独首位に立った甲斐慎太郎が、一時は首位の座を譲るなど苦戦を強いられながらも混戦を制し、待望のツアー初勝利を手にした。

今年の注目は、地元・福岡県出身の藤田寛之だ。前週の「関西オープン」では通算20アンダーまでスコアを伸ばし、自身初となるシーズン2勝目を達成。「全米オープン」から帰国直後の一戦で、体調面でのハンデを感じさせない目覚しいプレーを見せた。今、男子ツアーで最も波に乗っている男が、地元の応援を背に受けて勢いをさらに加速することができるか。

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前週はバーディを量産し続けたものの多くのボギーを叩き、結果的に31位タイに終わった石川遼も出場を予定。調子のバロメーターであるバーディは奪えているだけに、ボギーを抑える課題をクリアできれば優勝争いに絡む可能性も十分な状態だ。

さらに、ディフェンディングチャンピオンの甲斐、ほぼ一ヶ月ぶりの国内ツアー復帰となる片山晋呉を初め、近藤共弘、谷口徹、谷原秀人、矢野東ら有力選手たちが覇権を競う。

【主な出場予定選手】
甲斐慎太郎、石川遼、尾崎将司、小田孔明、片山晋呉、久保谷健一、近藤共弘、杉原輝雄、谷口徹、谷原秀人、深堀圭一郎、藤田寛之、星野英正、宮本勝昌、矢野東