2004年 アジア・ジャパン沖縄オープン
期間:12/16〜12/19 場所:那覇ゴルフ倶楽部(沖縄)
2004年のラストゲーム!米国から2人の刺客がやってくる
2005年度国内男子ツアー初戦となる「アジア・ジャパン沖縄オープンゴルフトーナメント」が、12月16日(木)から19日(日)までの4日間、沖縄県にある那覇ゴルフ倶楽部で開催される。
この試合は、国内男子ツアー(JGTO)とアジアンPGAツアー(APGA)の共同開催として行われる。この大会に優勝すれば3年間の出場権が与えられるビッグトーナメント。出場するのは、JGTOから60名、APGAから60名、それと主催者推薦枠6名を加えて合計126選手で競われる。今年国内最後の試合となるが、2005年度のトーナメントとしてカウントされる。
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昨年の大会は、首位と3打差からスタートした谷原秀人が、上位陣がスコアを崩す中、3つスコアを伸ばしての逆転優勝。この後も優勝こそなかったが、安定したプレーで常に上位に入り、2004年の賞金ランキングでは7位に入った。また谷原は、今年の米国ツアー「Qスクール」で21位タイに入り、念願だった来季の米ツアー出場権を獲得。モチベーションの上がる谷原が大会連覇となるのか。
また主催者推薦で米国から2人の選手が招かれた。通算11勝、米国ツアー48歳ベテランのスコット・ホークと、2001年に史上最年少(17歳6ヶ月)でツアーカードを取得したタイ・トライオン。
ホークは2004年もトップ10入りを5回果たし、9年連続で年間獲得賞金100万ドルを超え今なお健在。一方、将来を大いに嘱望されていたトライオンだったが、昨年2003年3月に単核球症という病いで戦線離脱。その後、復帰を果たすも本調子とはいえない状況が続いている。
そのほか地元沖縄出身の宮里聖志、宮里優作が参戦。聖志は賞金ランキングでのシード権が取れず、ファイナルクォリファイングトーナメントに回ったが、16位に入り来季前半の出場権を獲得した。また優作は昨年の大会で2位タイに入る活躍をしており、この大会との相性はよい。妹の宮里藍に負けないよう地元での活躍に期待したい。