兵庫県の山の原ゴルフクラブで行われている、国内男子ツアー第2戦「つるやオープン」の3日目。予選ラウンドで首位に立ったベテラン48歳の尾崎直道が、この日もスコアを伸ばして首位の座をがっちりキープした。

前半から確実にバーディを積み重ね、6バーディ2ボギーのラウンドで通算10アンダーまで伸ばした。また、同じく首位スタートのポール・シーハンも、スコアを4つ伸ばして通算10アンダー。直道と並び首位をキープした。2003年「ブリヂストンオープンゴルフトーナメント」でも、この2人が最終日にデッドヒートを繰り広げ、直道がプレーオフの末、勝利を収めているが、今週はどんな結末が待っているのだろうか。

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首位と3打差の3位タイに藤島豊和が浮上。女子プロの藤島妃呂子を姉にもつ、東北福祉大時代に全日本のメンバーにも選ばれた期待の若手選手。この日の藤島は、上がりの3ホールで連続バーディを奪うなど、4つスコアを伸ばし3位タイ。最終日にこの勢いを持っていきたいところ。

そのほか、予選ラウンドを終えて4アンダー4位タイの好位置につけていた宮里優作は、この日パットの調子が今ひとつでスコアを2つ落としてしまい、通算2アンダーの20位タイに後退した。