山梨県の｢富士桜カントリー倶楽部｣で開催されている国内男子ツアー第17戦「フジサンケイクラシック」の3日目。トップに立ったのは、1打差2位タイからスタートした丸山大輔だ。2位以下が難しいグリーンでスコアを伸ばし切れない中、｢65｣の6アンダーをマークして通算13アンダーとし、2位のI.J.ジャン（韓国）に7打差をつけて単独トップに立った。

この日の丸山は前半を1バーディでまとめると、後半に入り12番からの連続バーディと15番から3連続バーディの圧巻のゴルフでギャラリーを沸かせた。今季トップ10に4度入る好調を持続していた丸山が、本大会でのツアー初優勝に向けて王手をかけた。

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また前日の猛チャージで存在をアピールした15歳のアマチュア伊藤涼太は、この日ショット、パットとも不調で、出入りの激しいゴルフを展開。2つのバーディを奪ったものの、2つのダブルボギーを叩いてしまい4打スコアを落とし通算7オーバーの57位タイに後退した。最終日の奮起に期待したい。

その他の有力選手では、片山晋呉が通算5アンダー3位タイに、谷口徹が通算4アンダー6位タイにつけている。一方、先週の優勝者伊沢利光は、この日もスコアが伸びず通算4オーバー39位タイで3日目を終えている。