最終18番でイーグルを奪取し、激戦に終止符を打った片山晋呉

兵庫県にあるABCゴルフ倶楽部で開催されている、国内男子ツアー第24戦「ABCチャンピオンシップゴルフトーナメント」の最終日。片山晋呉が見事イーグルフィニッシュで通算14アンダー、記憶に新しい「日本オープンゴルフ選手権競技」に続いて今季2勝目を飾った。

この日の片山は3番でバーディを奪うも、なかなか勢いに乗れず、5番では痛恨のダブルボギー。逆に菊地純が4番から4連続バーディを奪ったため、トップを明け渡す事となった。しかし、後半13、15番でバーディを奪うと、最終18番で見事イーグルを奪取。「集中力を切らさずに良いプレーが出来た」と語るように、素晴らしいプレーで3つスコアを伸ばし通算14アンダーで優勝に輝いた。これで獲得賞金を1億3000万円強とし、同ランク2位の深堀圭一郎との差はおよそ4300万円。2年連続賞金王に大きく近づいた。

注目の宮里優作は、前日に引き続きこの日もスコアを伸ばす事が出来ずイーブンパー。通算8アンダーで10位タイに終わっている。また、賞金ランク2位の深堀は通算7アンダーの15位タイで競技を終えた。