兵庫県にある山の原ゴルフクラブで行なわれている、国内男子ツアー第3戦「つるやオープンゴルフトーナメント」の3日目。日本ツアー今季初参戦、昨年の賞金王、片山晋呉が通算5アンダーまでスコアを伸ばし、5位タイに浮上した。

10位タイからスタートした片山は、2番でボギーを叩き、好スタートとは言えなかった。しかし、その後すぐ4番から連続バーディを奪取して、巻き返しを見せた。その流れのまま安定したプレーを続け、終わってみれば5バーディ、1ボギー。通算5アンダーの5位タイまで浮上し、明日の最終日に繋げた。

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単独のトップには、オーストラリアのブレンダン・ジョーンズ。バーディで発進すると、その後もバーディを着実に奪い、この日だけで、8つのバーディを奪取した。14番でトリプルボギーがあったものの、通算9アンダーまでスコアを伸ばし、2位に1打差ながら、単独のトップに躍り出た。

単独のトップからスタートした室田淳は、この日は1つスコアを伸ばすにとどまり、通算8アンダーの単独2位に後退。また、3位タイからスタートの宮里聖志は、この日大きく崩れ、通算4オーバー、52位タイまで一気に順位を下げた。

最後に、昨日ツアー史上初のエージシュートまであと一歩。サム・スニードの持つ、最年長予選通過記録を、68歳10か月と7日目で更新し、世界記録を樹立した杉原輝雄は、この日は我慢の展開。通算8オーバーまでスコアを落とし、67位タイでフィニッシュしている。