中日クラウンズ初日 インタビュー
2004年 中日クラウンズ
期間:04/29〜05/02 場所:名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(愛知)
V.シンに憧れる男が単独首位!2番手はナイキ勢
国内男子ツアー第4戦「中日クラウンズ」が、愛知県の名古屋ゴルフ倶楽部 和合コースで開幕した。この大会は毎年海外から強豪選手を招き入れている。今年の招待選手は欧州ツアーで活躍するニック・ドハティ(イングランド)と昨年のワールドカップで優勝したトレバー・イメルマン(南アフリカ)の2名。ドハティは17番パー3でティショットでミスしダブルボギーを叩いたが1アンダー33位とまずまずのスタート。イメルマンはパッティングに苦しみ1バーディ、3ボギーにダブルボギーも1つ叩き、4オーバー92位と大きく出遅れてしまった。
初日首位に立ったのはフィジーのディネッシ・チャンドだった。2番パー5でイーグルを奪ったチャンドは、16番からの上がり3ホールで全てバーディを奪い、6アンダーをマークした。同郷のビジェイ・シンに憧れ、そのシンが米ツアーで今シーズン早くも2勝し世界ランキングでタイガーに迫っている。チャンドはシンの強さに影響を受けているようだ。
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首位に1打差の5アンダーには、片山晋呉、深堀圭一郎、川原希の3人が並んでいる。片山、川原は今シーズンからナイキと契約を交わした、深堀を含め2位はナイキが独占状態となっている。先週からアイアンの調子が良いという片山は、今大会が45回の記念大会ということで、自分の名前「晋呉」(45)のロゴが合っていると上機嫌だ。
さらに1打差の4アンダーには佐々木久行に加え、デビッド・スメイル(ニュージーランド)、ポール・シーハン(オーストラリア)、Y.E.ヤン(韓国)といった外国勢が好位置につけた。また、ディフェンディングチャンピオンの星野英正は、宮里優作と並び2アンダー20位とまずまずのスタートを切っている。