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丸山が猛チャージをかけるも1打及ばず、谷口が2週連続優勝!

千葉県の袖ヶ浦カンツリー倶楽部にある袖ヶ浦コースで行われている、国内男子ツアー第23戦「ブリヂストンオープンゴルフトーナメント」の最終日。風がおさまり好スコアが続出しているコースコンディション、後続勢がスコアを伸ばして上位は大混戦となっている。中でも今回スポット参戦してきた丸山茂樹が優勝争いに加わり、首位と6打差からの奇跡の逆転優勝に向け大会は大いに盛り上がった。

丸山は2番パー5でグリーン手前のバンカーから1メートルに寄せてバーディ。ここから丸山のバーディラッシュが始まる。5番、そして6番では長いパットを沈めて連続バーディ、9番パー5では2打目をピン横2メートルにつけてイーグルとし、前半をスコア「31」で折り返す。

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後半に入っても勢いは止まらず、16番パー5でバーディを奪って首位に踊り出た。最終18番パー5では、2打目でグリーンそばまで運ぶも、ファーストパットが大きくオーバー、返しのパットも入らず通算15アンダーでホールアウトした。また丸山の一つ前でラウンドする横田真一が最終日に猛チャージをかけてこの日スコア「64」でラウンド、通算15アンダーで首位に並んだ。
後続勢が猛チャージをかける中、先週「日本オープン」で2年ぶりの復活優勝を果たしたばかりの谷口徹が冷静な試合運びをする。

最終組の1つ前でラウンドする谷口は、13番でバーディを奪い丸山に追いつく。
谷口にとって鬼門の14番をパー、そして15番3メートルのパーパットを沈めてピンチを凌ぎ何度もガッツポーズ。
16番でバーディを奪い一歩抜け出した谷口は、18番でバーディを逃すも通算16アンダーでホールアウト。
最終組の高山忠洋を待つことになった。

高山は2つスコアを伸ばして通算15アンダーで迎えた最終18番ホール、谷口に追いつくにはバーディが必須条件の高山は果敢に2オンを狙っていったが、グリーン手前の池につかまってしまう。3日目では今井克宗が行ったウォーターショットにチャレンジするも、グリーン手前で止まってしまい万事休す。チップインを狙ったアプローチはカップの右を通過し勝負あり。谷口が3打差からの逆転で2週連続での優勝。賞金ランキングも急浮上し、賞金王争いに加わってきた。

なお、今回大会を盛り上げた丸山の今後のスケジュールは、11月第1週の米ツアー「ザ・ツアー選手権」、11月第3週には田中秀道とペアを組み「WGC ワールドカップ」の出場を予定している。

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2004年 ブリヂストンオープンゴルフトーナメント



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