ジェイ・チョイのプロフィール&戦績
2011年 マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント
期間:10/27〜10/30 場所:ABCゴルフ倶楽部(兵庫)
J.チョイが2イーグルで首位発進!遼は17位タイ
◇国内男子ツアー第21戦◇マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント初日◇ABCゴルフ倶楽部(兵庫)◇7217ヤード(パー72)◇晴れ◇ギャラリー数3642
ツアー初勝利を目指すジェイ・チョイ(米国)が2イーグル、5バーディ、3ボギーの「66」をマークして6アンダーの単独首位で発進した。
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2打差の4アンダー、2位タイに藤田寛之、山下和宏、河野晃一郎、甲斐慎太郎、そして今季2勝目のかかるハン・ジュンゴン(韓国)の5選手が並んでいる。3アンダーの7位タイにはベ・サンムン(韓国)、丸山茂樹、松村道央、高山忠洋、近藤共弘らがつけた。
3年ぶりの大会制覇を狙う石川遼は3バーディ、1ボギーの「70」でまわり2アンダーの17位タイとまずまずのスタート。昨年王者のキム・キョンテ(韓国)は「72」でイーブンパーの37位タイで初日を終えている。
<単独首位のジェイ・チョイ「0パットが3回だよ」>
4アンダーでホールアウトする選手が5人という混戦の中、6アンダーと一歩抜け出して単独首位に立ったジェイ・チョイ。前半18番パー5ではグリーン奥のバンカーからの第3打、そして後半7番パー4では残り95ヤードの第2打を59度のロブウェッジで直接カップインさせるイーグルを奪った。さらに2番パー4でもチップインバーディを奪い「今日は0パットが3回だよ。すごいね」と、得意の日本語でおどけてみせる。「4日間この調子なら24アンダー行っちゃうよ。それは無理だけど、1ショット1ショット頑張るよ」と笑顔でロッカールームに引き上げた。
<パッティングのリズム掴んだ河野晃一郎が2位タイ>
2バーディ、1イーグル、ボギーなしでラウンドした河野晃一郎が、首位と2打差の4アンダー2位タイにつけた。「パッティングが良かったですね、日本オープンで1週空いたので、地元に帰ったりして調整できたのが良かったです」。「ANAオープン」から4週連続予選落ちを喫した河野は、日本オープンの出場資格がなかった。「いつも一緒にラウンドしていただくアマチュアの方に、パッティングのストロークが速いと指摘されまして、ゆっくり振るイメージにしたら、真っ直ぐにストロークできるようになったので、その方のおかげです」と話す河野。「このコースは林でセパレートされていて和合(名古屋GC和合C)みたいに風が読みづらいです」。その和合で開催される「中日クラウンズ」では3位タイに入ったが、さらなる上位を狙う。
<地元兵庫県在住の山下和宏も2位タイの好スタート>
河野と同じく2バーディ、1イーグルでラウンドした山下和宏は「調子はそれほど良くないんですよね。昨日のプロアマもボロボロの内容でしたから・・・」と首をかしげながら振り返る。「8番、17番とボギーになりそうなところでパーセーブできたのが大きいですね。今年は予選落ちも多いし、あまり成績が残せていない」と俯く。現在賞金ランキング69位と賞金シード当確ライン上にいる山下は、シード獲得のことが気になるようだ。