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上田とB.ケネディが首位タイで最終日へ! 熾烈極める「全英」争い

◇国内男子◇~全英への道~ミズノオープン 3日目◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山県)◇7356ヤード(パー72)

バーディが乱舞するムービングデーを終え、スコアを大きく伸ばした後続組に呑み込まれながらも、首位からスタートした上田諭尉が2つ伸ばしてその座をキープ。「65」をマークしたブラッド・ケネディ(オーストラリア)と並ぶ通算11アンダー首位タイで、ホストVと上位4人に与えられる「全英オープン」出場権をかけた最終日に臨む。

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通算10アンダーの単独3位にキム・ヒョンソン(韓国)。通算9アンダーの4位タイに、「65」をマークして急浮上した山下和宏のほか、藤本佳則谷口徹イ・スンホ(韓国)が続く。通算8アンダーの8位タイに、ともに「65」とチャージをかけたジェイ・チョイ(アメリカ)とドンファン(韓国)、小田龍一手嶋多一ほか8人がグループを形成している。

<首位から3打差に15人 混戦は残り18ホール>
2日目に単独首位に抜け出した上田は前半4番から3連続バーディを決め、一気に後続との差を拡げるかに思われたが、後半は1バーディ、2ボギーと失速。最終18番の3メートルのバーディパットもわずかに外れ、天を仰いでホールアウトした。トップタイの座は死守したが「疲れたよ。ホント」。独走に水を差した10番の3パットボギーを悔やんだ。

「結果的に1位にいられて良かったと思う」。そう話す上田は2007年の「東建ホームメイトカップ」以来となる通算2勝目が待たれる。しかしその周辺にはケネディ、キム・ヒョンソン、山下、イ・スンホらツアー初勝利を狙う面々もズラリ。上位4人選手には全英切符が付与されるが、まずはそれぞれが“優勝”の二文字だけを追っている。

最終日は下り坂の天気予報。悪条件の中での激戦を制した選手が、日本ツアー代表としてゴルフ発祥の地へ飛び立っていく。

【全英オープンの主な出場資格】
・2012年5月20日付の世界ランキング50位以内の選手:ベ・サンムン
・2011年度「プレジデンツカップ」に選出された選手:石川遼キム・キョンテ
・2011年「日本オープンゴルフ選手権競技」優勝者
・2011年賞金ランキング上位2人(上記有資格者を除く):高山忠洋谷口徹
★2012年度「~全英への道~ミズノオープン」上位4人(上記有資格者を除く)
★2012年度「東建ホームメイトカップ」から「~全英への道~ミズノオープン」までの賞金ランキング上位2人(上記有資格者を除く)
・アジア地区最終予選会通過者 市原弘大P.マークセン

関連リンク

2012年 〜全英への道〜ミズノオープン



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