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韓国が大会2連覇!日本はホームで屈辱

◇日韓男子ゴルフ対抗戦◇ミリオンヤードカップ最終日◇パサージュ琴海アイランドGC(長崎県)◇7066ヤード(パー71)

韓国代表がアウエーの地で大会2連覇を成し遂げた。団体戦で争われる一戦の最終日はシングルスのストロークプレー10試合を行い、日本が6勝3敗1分けとしたが、前日までに7ポイントのリードを重ねていた韓国が3日間の総合ポイントで12-8として逃げ切った。

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勝ち1ポイント、引き分け0.5ポイントが配分されるマッチは、日本が第1試合で初の選抜入りを果たした藤本佳則がベテランのチェ・ホサンを1打差で撃破したものの、第2試合で谷原秀人ホン・スンサンに破れポイントを献上。石川遼チョ・ミンギュを4打差、池田勇太I.J.ジャンを6打差で破ったが、後続が続くことが出来なかった。

高山忠洋深堀圭一郎は敗れ、小田龍一ドンファンと引き分け。最終3組に入った藤田寛之谷口徹近藤共弘がいずれも試合を制したが、及ばなかった。

<日本、最終日の追撃及ばず>
大会2日目を終え、韓国に7ポイント差をつけられた日本チームは、最終日のシングルス10試合での全勝を目指し、各選手が気合の入ったプレーを見せた。

初日、2日目は二人一組でのチーム戦。しかし、この日は個人の実力が問われる1対1の直接対決。第1組の藤本佳則は、チェ・ホサンを1打リードして迎えた最終18番、バーディチャンスにつけたホサンに対し、2打目をグリーンオーバーしてしまう。しかし、ラフからのアプローチを1mにつけて、きっちりとパーセーブ。バーディを逃したホサンを1ポイント差で振り切った。

続く谷原秀人ホン・スンサンに負けたものの、後続の石川遼池田勇太が連勝して望みをつなぐ。だが、5組目の高山忠洋H.W.リューに負けた時点で、日本チームの敗北が決定した。最終日のシングルスマッチは日本チームの6勝1分3敗と大きく勝ち越したものの、2日目までの出遅れが響いて、ホームでの勝利はかなわなかった。チームワーク、事前準備、意気込みといった、技術以前の部分で韓国チームに差をつけられた日本。次回以降のリベンジに向けて、多くの課題も明らかになった。

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