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池田と佐藤祐樹が首位発進! 石川が2打差で続く

◇国内男子◇キヤノンオープン 初日◇戸塚カントリー倶楽部 西コース(神奈川)◇7191ヤード(パー72)

午前中に強く吹いた風も徐々におさまり、日中を通して晴天に恵まれる絶好のコンディション。陽気にも誘われて平日ながら3,855人のギャラリーが詰めかける中、09年大会覇者の池田勇太と、ツアー未勝利の31歳、佐藤祐樹が6アンダーで首位に並ぶ好スタートを切っている。

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5アンダーの単独3位に手嶋多一石川遼は後半アウトに4つのバーディを重ね、5バーディ、1ボギーの「68」。丸山茂樹らと並び4アンダーの4位タイで続いている。片山晋呉は2アンダーの15位タイ、ディフェンディングチャンピオンの久保谷健一は1アンダーの27位タイで初日を終えている。

<強風の中でのラウンドを制した池田勇太が首位発進>
2009年の大会チャンピオンが好スタートを切った。池田は10メートルを沈めた前半インの11番から2連続バーディを先行させると、4メートルのスライスラインを読みきった折り返しの18番からは3連続バーディ。

「午前中の強風の中でのほうがやりやすかった。風のやんだ後半は色々と考えすぎてしまった」と4番で6つ目を決めた以降は、すべてパーを並べたが「66」の好スコアをマーク。セカンドショット以降にキレを見せ、前日からの雨により重くなったグリーンを攻略するため、この日は「少し“弾き感”のある」パターを選択したのも好結果に直結した。

先月の「アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ パナソニックオープン」以来となる初日首位発進。夏場以降の好調を長くキープしている。「昨年とは違うというのはある。夏場に海外に行くことも無かったし、合宿もして自分のゴルフを見つめなおすこともした。体の調子がいいから、ゴルフの調子も良い。今は楽しめている」。8月末の「フジサンケイクラシック」から3戦連続2位という悔しい思いもしたが、勝利への手応えは増すばかりだ。

3年前の大会も初日からトップスタートを切って優勝した。「明日も良いスコアが出せそう。今週も良さそうな気がする」。大ギャラリーが集結する最終日に向け、まずは上々の滑り出し。昨年の「サン・クロレラクラシック」以来の通算10勝目へ、大きな一歩を踏み出した。

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