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唯一ノーボギーでラウンドした武藤俊憲が単独首位!!

国内男子ツアーの今シーズン第15戦「サン・クロレラクラシック」が、北海道の札幌ベイゴルフ倶楽部で開幕した。初日は、南からの風が選手たちのスコアメイクに影響し、アンダーパーでラウンドしたのは8人しかいなかった。その中で単独首位に立ったのは、今シーズンからツアーに参戦している武藤俊憲だった。

1番スタートの最終組でラウンドした武藤は、6番パー3でバーディを奪い、9、10番は連続バーディ。その後も安定したゴルフでボギーを1つも叩かず最終18番でもバーディを奪った。初日ノーボギーでラウンドしたのは武藤だけ。難しいコンディションの中、2位に2打差の首位に立っている。

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武藤は昨年末のクオリファイトーナメントを27位で通過し、今シーズン7戦目の「マンシングウェアオーープンKSBカップ」でツアーデビューを果たした。翌週の「ダイヤモンドカップ」で予選を突破し45位に入ったが、これまで9試合に出て予選通過はこの1試合のみ。現在7試合連続予選落ちになっている。

先週、最終日にスコアを崩したが、3日目まで優勝争いに絡んだ鹿田英久のように旋風を巻き起こすのか、明日以降の武藤に注目が集まる。

首位に2打差の単独2位には金城和弘がつけ、3打差の1アンダー3位グループに手嶋多一S.K.ホなど6人が並んでいる。先週、宮本勝昌とのプレーオフを制しツアー3勝目を果たした手嶋が今週も好スタート。また、7月の全英オープンで優勝争いに絡む活躍を見せたホは、早い時間にスタートし5アンダーまで伸ばしていたが、13、18番でダブルボギーを叩き1アンダーまで後退してしまった。

そして、昨年のこの大会以来1年ぶりに日本ツアー出場となる青木功は、バーディなしの4ボギーで64位と出遅れてしまった。昨年は予選落ちに終わったが、今年は2日目にスコアを伸ばすことが出来るか注目したい。

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2003年 サン・クロレラクラシック



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