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ガルシアが15アンダーまで伸ばし、首位をひた走る!

宮崎県宮崎市のフェニックスカントリークラブで開催されている、国内男子ツアー第27戦「ダンロップフェニックストーナメント」3日目。1999年に優勝争いを演じたセルヒオ・ガルシアトーマス・ビヨーン。この年はビヨーンが優勝を飾ったが、今年再びこの2人がデットヒートを繰り広げた。

逃げ切りを計りたいガルシアは、前半でスコアを伸ばしたいものの1つスコアを伸ばすだけ。後半に入り、10番でビヨーンがバーディを奪ってガルシアに並んだ。しかしガルシアは、12番でバーディを奪い再びリードすると、13番332ヤードのパー4をドライバーで見事1オンに成功。難なく2パットでバーディを奪いビヨーンとの差を広げたが、ビヨーンも負けてはおらず、14番でバーディを取り一進一退の攻防が続いた。

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そして、1打差で迎えた最終18番ホールでガルシアが快心のバーディで通算15アンダー。ビヨーンがこのホールで痛恨のボギーを叩いてしまい通算12アンダーでホールアウト。3日目を終えて、3打差と大きくリードを広げたガルシア。ダンロップフェニックス初優勝に向けて王手をかけた。

日本人選手で3日目にスコアを伸ばしてきたのは伊沢利光だ。アイアンショットが冴えわたり、バーディチャンスをつくっていった。この日6バーディ2ボギーとアグレッシブなゴルフを披露し、通算10アンダーまでのばした。首位と5打差ではあるが、伊沢が爆発すれば逆転もみえてくるだけに期待したい。

ガルシアは、1999年、2002年と過去2回出場し、いづれも2位と惜敗しているだけに3度目の正直で優勝を飾ることができるのか。ビヨーンが3打差をひっくり返し、再びこの大会を制すのか。それとも伊沢が猛チャージをかけて優勝を奪い取るか。最終ラウンドが楽しみな展開だ。

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2003年 ダンロップフェニックストーナメント



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