国内男子ツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」が、12月4日（木）から7日（日）までの4日間、東京都にある東京よみうりカントリークラブで開催される。

この試合は今年のツアー優勝者、または賞金ランク25位以内に出場資格を与えられる。今年注目を浴びた選手だけが出場する、まさにゴルフのオールスター戦だ。「アコムインターナショナル」でゴルファーの夢であるスコア50台をたたき出し、ツアー記録を樹立した倉本昌弘が8年ぶりの出場。「ブリヂストンオープンゴルフトーナメント」で壮絶なプレーオフを制し、3年ぶりの優勝を飾った尾崎直道などベテラン勢も健在だ。

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今回の見所はやはり賞金王争い。現在の賞金ランキング1位の伊沢利光と3位の片山晋呉の差はおよそ570万円。今大会は予選落ちがないため、片山にはトップ3以内が絶対条件となる。

昨年は、優勝宣言をした片山が、2位に9打差をつける19アンダーでのぶっちぎりで栄冠を手にした。2000年にも優勝しており、よみうりカントリーを得意としている。最終戦で伊沢をとらえ、3年ぶりの賞金王となるのかに注目が集まる。

伊沢は昨年の大会では20人中17位タイと振るわなかったが、2001年にはトップの宮本勝昌と1打差の2位の成績を収めていて、相性もそれほど悪くない。先週の「カシオワールドオープンゴルフトーナメント」で、パターを中尺パターに変えようか迷っていたが、今週はどうするのか。今年ツアーで2勝し、完全復活した伊沢が2年ぶりの賞金王を狙う。

【主な出場予定選手】
伊沢利光、片山晋呉、藤田寛之、今井克宗、倉本昌弘、田島創志、尾崎将司、尾崎直道