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藤田寛之、今野康晴が一歩抜け出した!

国内男子ツアー「サントリーオープンゴルフトーナメント」が、千葉県の総武カントリークラブ総武コースで開幕した。前日のアマプロも大盛況だったが、試合のほうも初日から多くのギャラリーが押し寄せた。

初日スコアを伸ばしたのは、早い時間にスタートした藤田寛之今野康晴の2人だった。2人は同じ組でラウンドし、5つのホールで互いにバーディを奪うなど、競うようにスコアを伸ばした。上がってみれば6アンダー、3位に3ストロークのリードを奪った。

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今シーズン2勝と絶好調の今野は、前半は1つしか伸ばせなかったが、後半のアウトコースを5アンダーの30でラウンドした。「ティショットが結構フェアウェイにいっていて、グリーンも比較的止まりやすかったので、風が吹いていましたけど、そんなに難しくはなかった」

後半は今野との相乗効果だという藤田は、「今週はグリーンの状態がすごく良い。軟らかいけど、スピードがあって、変に癖がない。ちゃんと打てれば、いいイメージのまま入ってくれる。パッティングに関しては、いい状態だと思います」

2人を3打差で追うのは、片山晋呉星野英正など4人並んでいる。先週行われた「日本プロゴルフマッチプレー選手権」では、3度目の挑戦で初めて1回戦を突破。準決勝では、マッチプレーに強い近藤智弘に敗れたが、片山のゴルフは好調そのもの。今シーズン未勝利だが、この大会での連覇を狙っている。

「この大会は運がいい。かなりコースに好かれている。これは重要なこと。1つ1つのパットにしても、ショットにしても、いい方向に転がることが多い。勝ちますよ、今週は。今週はいくでしょう!」

さらに1打差、2アンダーグループには、外国勢が多い。安定感のあるゴルフで好成績を残しているデビッド・スメイルや、今シーズン1勝を挙げているS・K・ホも気になる存在だ。

また、首位で並んだ藤田、今野と同じ組でラウンドした深堀圭一郎が1アンダー12位グループに入った。今シーズンの深堀は、故障続きで満足のいくゴルフどころか、試合に出られない日々が続いた。まだ、完治はしていないようだが、久しぶりに元気な姿を見せてくれた。

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2002年 サントリーオープンゴルフトーナメント



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