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ジャンボが1打差2位。7度目の優勝に向け好スタート!

国内男子ツアー「全日空オープンゴルフトーナメント」が、札幌ゴルフクラブ輪厚コースで開幕した。初日は晴天に恵まれ、気温は20度を越えた。秋の気配を感じる北海道での開催だが、今週は最終日まで晴天が続きそうだ。

初日単独首位に立ったのは、6バーディ、ノーボギーでラウンドした菊池純だった。早い時間にスタートした菊池は、アイアンが冴え渡り、ピンに絡むようなショットを連発した。今シーズンの菊池は、12試合に出場して予選落ちが5回。しかし、決勝ラウンドに進出すると、4試合で15位以内に入っている。

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「今日は近いのばっかりなんですよね。ゴルフの調子は良くないんですけどね。練習ラウンドで伊沢さんと立山にアドバイスをもらい、以前から悪くなると出てくるポイントを今週課題にしてやっている。今日は曲がらなくてよかった」

首位の菊池を1打差で3人が追う。その中に、今大会で6勝しているジャンボ尾崎の姿があった。ジャンボもボギーは叩かない堅実なゴルフを見せた。

「うーん、自分の場合は、体調がイマイチだから、まあ、安全パイのゴルフっていう感じ。非常にこう、楽するゴルフをやってたよ(笑)。後半になると坐骨神経痛がくるけど、これ位の状態だったら問題ない」

ジャンボと同じ2位につけているのは、飛ばし屋の小林正則とジャンボ軍団の東聡の2人。先週のサントリーオープンでも、初日好スタートをきった東は、「今週は少し風邪気味。アマプロ休んだ位だからね。やっぱり練習ラウンドやらないと、行き当たりばったりというところもあるかな」

さらに1打差、4アンダーには7人がひしめいている。3週間前に優勝した湯原信光、現在賞金ランキング2位の谷口徹も好スタートといっていいだろう。谷口にとって、逆転で賞金王になるためには、優勝の量産体制に入りたい。

また、この日首位に立った菊池と同じようにスコアを伸ばしたのは、アマチュアの宮里優作だった。前半5アンダーで折り返した宮里だが、後半にラウンドしたアウトコースでは、ボギーを3つ叩くなどスコアを崩してしまった。しかし、まだ3アンダー12位タイと上位で踏ん張っている。明日以降挽回できるか注目したい。

先週行われたサントリーオープンで、今シーズンの1勝目を飾った片山晋呉は、体調不良のため、途中棄権となった。

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2002年 全日空オープンゴルフトーナメント



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