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伊沢利光がコースレコードタイの64。2位タイで最終日に逆転優勝を狙う。

国内男子ツアー「ダイヤモンドカップトーナメント」の3日目。世界の伊沢利光が「大洗」を攻略しコースレコードタイの64を記録した。初日5オーバーの116位と大きく出遅れ、2日目にスコアを伸ばし1オーバーで予選をギリギリ通過。そしてこの3日目に2位に浮上し、114人をごぼう抜きした。

「今日は1組目だったですし、スパイクマークも全然なかったし、その辺がね。このスコアに繋がったんじゃないですか。昨日は前半だけで終わってしまったので、今日こそは後半もという気持ちはありました」前半3連続バーディを含む4つのバーディを奪い、後半も2つのパー5とパー4で2つ奪い8バーディ、ノーボギーという内容。「明日はコースレコードを目指して頑張ります」と表情も明るくインタビューに答えた。

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昨日スコアを伸ばし9アンダーの単独首位に立った藤田寛之は、ボギーが先行し7アンダーまでスコアを落としたが、後半2つのバーディでスタート時の9アンダーに戻した。
「出だしはいつもの自分のゴルフに戻っていたみたいでした。今まではフェアウェイ、フェアウェイにいっていたけどね。伊沢さんが伸ばしていたし、全体的にもスコアが伸びてきていたので、プレッシャーはありましたね。今日のようなプレーの内容でパープレーで回れてある意味、良かったです」2位グループに2打差のリードで97年以来のツアー2勝目を狙う。

伊沢と同じ2位タイには、初日首位タイに入ったE.エレラとプロ入り10年目の五十嵐雄二がいる。これまでツアーでは主だった成績を残していない五十嵐が、2日目、3日目と着実にスコアを伸ばした。
「ショットはそんなに悪くもないし、よくもなかった。1番ホールの6メートルのパットが入って助かった。ボギーになっていたら、今日はオーバーパーになっていたかもしれない。今日は良くできた。期待していた以上だった」地元、茨城県に住む五十嵐は知り合いの応援に見守られながらのラウンドで、スコアを4つ伸ばし最終日を初めての最終組で迎える。

また、最終ホールで惜しくもボギーを叩き5位タイに後退したが、この日スコアを4つ伸ばしたジャンボ尾崎も首位に3打差と、逆転優勝を狙える位置につけている。

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2001年 ダイヤモンドカップトーナメント



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