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こんなに勝っちゃっていいのかな!? シーズン2億円達成!

国内男子ツアー「フィリップモリス・チャンピオンシップ」最終日は首位で並ぶ伊沢利光、佐藤信人の一騎打ちが予想された。

しかし、初日から首位をキープしてきた佐藤信人は、これまで頼りにしてきたパターが決まらず、スコアを崩してしまった。2番でバーディを奪ったが、3番パー3、8番パー3でグリーンを捕らえることができず、9番でもパーパットを外し14アンダー4位となった。

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一方の伊沢利光はスタートの1番で幸先の良いバーディを奪ったが、2、3番で連続ボギー。その後も6番でバーディを奪うが続く7番でボギーと出入りの激しいゴルフとなった。しかし、15番パー5で確実にバーディを奪い、最終18番では逆風の中、思うようなショットができずボギーを叩いたが、16アンダーで2週連続優勝を飾った。

「もう疲れちゃって、よく分かりません。もう一杯一杯でした。20アンダーくらいを目標にしていたんですが、なかなかうまくはいかなかった。こんなに勝っちゃっていいのかな、勝ちすぎ!? 2億はいくとは思わなかった」向かうところ敵なしといった感じの強さを見せる伊沢は、今シーズン5勝目。過去に師匠のジャンボ尾崎しか達成していないシーズン2億円の大台に4試合を残して達成した。

この日の伊沢は自分でも言うようにラクな展開ではなかった。5打差の3位でスタートした田中秀道が、序盤からスコアを伸ばし猛追をかけた。12番パー3で、この日4つ目のバーディを奪い、伊沢に1打差まで迫った。しかし、スコアを伸ばしたい15、18番のパー5でバーディを奪えず15アンダー2位で終った。田中にとってこの大会は、95年にツアー初優勝を果たした思い出の大会だった。

また、田中と同じ最終組の1つ前をラウンドした、ディフェンディングチャンピオンの谷口徹も意地を見せた。5、6番ホールで連続バーディを奪った谷口だが、なかなかスコアを伸ばせなかった。しかし、15番で下りの難しいパットを決め、得意のガッツポーズを決めると、18番では残り約230ヤードをドライバーで2オンに成功した。イーグルは逃したが、バーディを奪い15アンダーでのフィニッシュとなった。

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2001年 フィリップモリスチャンピオンシップ



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