フェニックス歴代覇者は上位で決勝ラウンドへ
2000年 ダイドードリンコ静岡オープンゴルフトーナメント
期間:03/16〜03/19 場所:静岡CC浜岡コース(静岡)
首位は室田淳。田中秀道も伸ばして8アンダー
風に翻弄された大会2日目。アンダーパーで回る選手が10人ほどしかいない中、大きなリードを見せたのは前日5アンダー3位からスタートした室田淳。4つの貯金でトップに踊り出た。2位には依然伸ばし調子の田中秀道がチャンスを狙っている。我慢のゴルフで後半に4つ伸ばした溝口英二が3位につけた。
アウトからのスタートした室田淳は出だしをいきなりバーディ。2番ホールで今日唯一のボギーを叩いたもののすぐに気持ちを切り替えて、前半はバーディ、パーの繰り返しとした。結局5バーディ、1ボギーでトータル9アンダーでホールアウト。首位に立つのは1昨年の新潟オープン以来。「2日目とはいえ、トップはやっぱり気持ちいいですね。TBS放送の試合は相性がいいのかな?」
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オフの間は身体を休めることに徹し、ゴルフからわざと離れて調子を出してきた。「明日も最終組を気負わずに楽しみたい」 目一杯のプレーは控えて行くという。
4バーディ、1ダブルボギーの田中秀道は、2つ伸ばして初日からの2位をキープしている。ダボを叩いた16番ロングは池。アゲンストだったが「ガムシャラにやりすぎた」と反省している。しかしその後は冷静さを取り戻した。「ドロップしても厳しかったので、ダボでもいいと思ってティグラウンドで打ち直しました」 海から吹く風は読みづらい、一発のミスがダボにつながるコースだ。「明日からは気持ちを抑えて慎重にプレーします。チャンスのある所に残りたいですから」
首位でスタートした片山晋呉は今日だけで4オーバーとして大きく後退した。しかし昨日の貯金に助けられ、3アンダー6位になんとか留まっている。
久々の中嶋常幸は2バーディ、2ボギーの堅実なパープレー。前日1アンダー25位から1つ伸ばして12位に浮上してきた。