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片山晋呉、絶好調17アンダー!

この調子だと優勝スコアは20アンダーを越えること確実! 片山晋呉は3日目もバーディを放り込み続けて、なんと7バーディ。12番ショートで唯一ボギーとしたがトータル17アンダーにまでスコアを伸ばした。

セントアンドリュースの全英オープンに絶対出場するつもりの片山は、既に宿を確保しているとか。出場を決めるには日本プロからミズノオープンまでのシリーズ7試合、最低でも一つ勝っておきたい。このマンシングKSBは優勝賞金も2400万円と高額なだけに、ここでの勝利は夢の実現への大きな一歩となる。

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片山晋呉は2番ロングで幸先のよいOKバーディ。6番は3メートル半。8番もOKの長さに付け、13番からの3連続は2メートル、8メートル、1メートル半。18番ロングはイーグル逃しのバーディ。ショットが確実に良くなってきた。

「どうせみんないいスコアが出る。相手のことはどうすることもできないから、自分の目の前の1打1打に集中すること以外、なにもできないです。自分のことしかコントロールできないんですから」

キリンオープンでの勝利が自信になっているという。「あの中断の待ち時間。勝ちたいという欲がありながら、でも欲をよく抑えることができた。今回もできると思う。全英に行きたいから頑張っているようなものです」

目標は全英だけではない。今年の目標はワールドランキング70位。でも何故70位? 「日本人で100位に入るのも大変。だから70位台というのは、次の年に対して期待の持てる順位ということです。まだ体に故障をかかえているし、段階を踏みながらランキングも上げていきたい」

2週連続優勝のかかった佐藤信人はノーボギーのラウンドだった。「すごいパーパットとかもなくて、穏やかなラウンドだった。この3日間、パターの安心感がある。明日、(片山)晋呉が崩れるわけもない。スキがない。自分が爆発しない限り無理だろうけど、でも1打1打自分のゴルフをするだけです。1打1打の積み重ねです」

深堀圭一郎もノーボギー。しかし言われるまで気がつかなかったという。「久しぶりのノーホギーですからね。今は自分のゴルフだけで精一杯。ボードも見ないし、自分のスコアも気にしないようにゴルフしてます」

田中秀道片山晋呉佐藤信人らの好調が刺激になっている。「自分も、という気はあるけど、ひとつずつ出来ることをやっていきたいですね」

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2000年 マンシングウェアオープンKSBカップ



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