P.ミケルソンがトップ10返り咲き/男子世界ランキング
1999年 東建コーポレーションカップ
期間:03/11〜03/14 場所:祁答院GC(鹿児島)
中嶋、谷口が10アンダーで並ぶ。
ちょっと気温の上がった2日目の東建コーポレーション。寂しかったギャラリー数も2000人を越した。首位を奪ったのは10アンダーをマークしての中嶋常幸。2打差で横尾要、渡辺 司が追いかけている。丸山茂樹、田中秀道らは9位につけた。
第一戦初日から中嶋常幸の調子がいい。初日は4バーディ、ボギーなし。今日は2倍の8バーディ(!) 2つのボギーはあったものの、緒戦の緊張の中にしていい成績だ。
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昨年中にも中嶋の快進撃はあった。10月のブリヂストンオープンでは初日に6アンダーで首位に躍り出た。11月のダンロップフェニックスはやはり初日に3位と調子のよさそうな所をみせた。が、結果は14位。先のブリヂストンに至っては最終日52位まで下降してしまった。
「スタートは最悪だった」というが、 林越えの16番では最高の当たりをだした。「まだまだ若いぞ。自分の体に惚れ直した」そうだ。今年のオフの練習量は例年の1/3程度だという。量より質重視の練習、それに“島”から“嶋”への改名が功を奏したのかもしれない。
もう一方の首位、谷口徹は安定したゴルフでトップに常駐している。5バーディ、ノーボギーとしてあぶなげない感じをみせる。「あまり調子が良いわけじゃなく、マネージメントがうまく行っているだけ」 昨年は三菱ギャラントーナメントに優勝。今年は「コツコツと伸ばして行きたい」と目標を掲げる。
田中秀道は中嶋に追随し8バーディを決めノーボギーでトータル-6とした。ジャンボは1番でイーグル。トータル7アンダーで5位とした。
注目度ナンバーワン尾崎智春は目標とした4バーディに1つ届かなかった代わりに6つのボギーをたたき、予選通過はならなかった 「良かったのは1番、2番だけ」「力の差が手に取るように分かりました」 今後のことは「推薦枠がある以上出て行きたい。5月くらいから・・・」と語る。