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選手コメント集/中日クラウンズ最終日
1998年 中日クラウンズ
期間:04/30〜05/03 場所:名古屋GC和合(愛知)
午前中は豪雨のため中断。スタートを遅らせて始まったクラウンズ最終日だったが、この日もデービス・ラブIIIのプレーはほぼ完璧。まったく危なげなく全米プロ勝者の貫祿を見せつけた。 「10アンダーなら優勝」という前日の予言をさらに上回り、なんと2位グループに8打差をつける11アンダー。
「海外で勝ったことがないからね。日本で一番大きな試合で日本のトップ選手に勝てたことができた。嬉しいね」とラブ。この勝利で自信がついたから残りのメジャー3試合にも勝つことを今後の目標にするのだという。
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木村政信が健闘した。スコアを伸ばしての2位タイ。「雨で中止だったら5位タイだったし、賞金も75パーセント。今日プレーできたのはラッキー!」
優勝争いという観点からは、今年のクラウンズはちょっと見応えがなかった。しかし注目すべきはビッグネーム中島常幸の完全な復活だろう。2日目のミドルホール・ホールインワンに象徴されるパワーの蘇りは、これからのツアー観戦の大きな楽しみになりそう。
このところショットは悪くなく、問題はパットだけだっただけに、少し年期は入りすぎているが、かつてのスーパースターが打倒ジャンボの旗頭になってくれるのも悪くはない。 「みのりの多い1週間だった。だいぶ良くなってきたでしょ。上位でテレビに出て、ファンの人も喜んでくれていると思う。ようやく皆さんの期待に応えられそうだ」と久しぶりに表情が明るい。
優勝カップをまた掲げてくれるのは、いつになるだろうか。