【’12年10月第3週】谷口徹、キム・ソヒの優勝パター
1998年 ブリヂストンオープンゴルフトーナメント
期間:10/22〜10/25 場所:袖ヶ浦CC袖ヶ浦コース(千葉)
尾崎健夫、依然好調で首位をキープ!
丸山茂樹はスコアが伸びなかった。本来なら大本命のジャンボ尾崎が少し上がってきた。佐藤信人も5つ伸ばした。しかしトップの尾崎健夫がさらにアンダーを上積みしたため、独走に近い形ができつつある。
尾崎健夫は3日目も60台。「相変わらずショット好調。かなりいいね。自分で思っていたより、ずっといい」とつい自画自賛してしまったが、6バーディ、1ボギーと内容はしっかりしている。
「問題は明日もこれができるかどうか。だけど今日のショットは、明日プレッシャーがかかってもなんとか行けそうなショットだったからね。今日は貯金を作るのが目的で積極的に行け!というラウンドだった。十分すぎるほど貯金ができたよ」
確かに2打差に佐藤信人はいるが、その下がまた3打あいている。ほぼ独走態勢と言ってもよさそうな雰囲気だ。最終日は佐藤にさえ負けなければ、ほぼ安全圏。9月はトレーニングを積み、痛み止めも打つようにした。これが効いた。「おかげてクラブがよく振れるようになって、それが好調の原因だと思うよ」
ジェット尾崎に唯一迫っているのが佐藤信人。アウトはパープレー。インに入ってから5つ沈めた。「パターに関しては絶好調です。前半はボギーも来たけどパターがいいからガマンしていればチャンスが来ると信じていた。じっとガマンしていたらその通り後半が良くなりました」
グリップの親指をしっかり握るようにしてからパッテングが良くなったという。「健夫さんがスコアを伸ばしているのは分かっていた。でも張り合うつもりはなく、自分のプレーに集中した結果です」
イーグルも狙える最終ホールで痛いボギーを叩いたジャンボ尾崎は「今週はもうこれで終わり」と宣言した。「前半は良かったけれど、最後を入れるか入れないかで大部違ってくる。終わってみればどうってこともないスコアだ。最後のボギーでもうお終い」