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プレーオフ制してワッツにV!

スコアが伸びてくれない尾崎直道。勝負は前日の2位グループ 伊沢利光とブライアン.ワッツの2人に絞られた。14アンダー同士のプレーオフは2ホール目でワッツの勝利。6月のよみうりオープンに続く今季2勝目を飾った。

ワッツは10番から3連続バーディ。13番15番でボギーとして一歩後退したものの最終18番でバーディもぎ取っての14アンダー。伊沢に並んだ。
プレーオフ2ホール目では「今シーズン最高の5アイアン」が決まってくれた。ピン2メートル。「その前に伊沢サンがピンに付けたのを見た。あのくらいの距離は伊沢サンはことごとく入れていた。それで自分も思いきってピンをデッドに狙った」 そのショットが狙い通りに決まってくれた。

一躍ヒーローになった全英オープン以降、ちょっと調子を崩した。「ようやく大きな試合でいいプレーをできたのが嬉しい。来週の日本シリーズ? もちろん100パーセント出場します」
「でも沖縄オープンに出るかどうかはまだ分からない。賞金王はボクの関心事ではないし、来週プレーすると9週間で8試合ということになる・・」 とても疲れているという。
来年は米ツアーを主体にプレーする。「マスターズの招待枠の変更については新聞で読んだだけだけど。でもワールドランキング50ということなら、ボクも出場できるわけだ。この試合でまたランクが上がったしね。招待状を心待ちにしてますよ」

伊沢利光は惜しかった。「本チャンの18番でバーディとって、プレーオフでもバーディとって、その後で取られたんだから仕方ないな。やれることはやりました。プレーの内容には、けっこう満足してます」

日本でのタイガー・ウッズのラウンドが終わった。最終日は4バーディ、2ボギー。「ショットはまずまず。パットは最悪。この1週間、パッティングに悩まされ続けたよ」
ギャラリーの声援には感謝しているそうだ。「ウッズとかウォーズとか、いろんな呼ばれ方したけどね。みんな、よくしてくれました」

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1998年 カシオワールドオープンゴルフトーナメント



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