2008年 中日クラウンズ
期間:05/01〜05/04 場所:名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(愛知)
石川遼、プロ初の予選落ち! 上位は混戦を極める
愛知県の名古屋ゴルフ倶楽部和合コースで行われている、国内男子ツアー第3戦「中日クラウンズ」の2日目。前日の夜に降った雨の影響で、本来は硬いはずのグリーンはソフトになりボールが止まる。さらに、選手もこんなに穏やかなラウンドは経験がないというほどの微風状態となり、多くの選手がスコアを伸ばしてきた。
この日最もスコアを伸ばしたのは、5アンダー「65」をマークした川岸良兼、藤田寛之、伊澤利光、矢野東、鈴木亨の5人。川岸は1アンダー19位タイからスタートし、5バーディ、ノーボギーで、スティーブン・コンラン、広田悟と並び通算6アンダーの首位タイに浮上した。
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川岸は5番から3連続バーディを奪い、後半もパー3で2つスコアを伸ばしてきた。パー3でスコアを伸ばせたことが、この好スコアに繋がっていると自身も振り返った。川岸と並んでいる広田とコンランは、共に2アンダー9位タイから4ストローク伸ばし順位を上げてきた。
首位と1打差には増田伸洋、W.リャン、J.M.シンが並び、さらに1打差の通算4アンダー7位タイには片山晋呉、谷原秀人、藤田など6人が集団を作っている。予選ラウンドの結果、3オーバー、60位タイまでの69名が決勝ラウンドに進出することになった。
その決勝進出選手に注目組の石川遼、ジャンボ尾崎、深堀圭一郎の3人は含まれていない。1オーバー42位タイからスタートした石川は、3バーディ、4ボギー、さらに1ダブルボギーという内容で通算4オーバーの70位タイに後退。深堀はこの日スコアを1つ伸ばしたが、石川と並びホールアウト。ジャンボ尾崎は最終18番のスコアがボギーの5のところを4と過少申告し、失格となってしまった。