前年大会をアマチュアとして制した中島啓太がプロ初戦を迎える

◇国内男子◇パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ 事前情報◇小野東洋GC (兵庫)◇7113yd(パー72)

今月12日にプロ転向を表明した中島啓太(日体大4年)が22日（木）に始まるディフェンディング大会でプロデビューする。京都・城陽CCで行われた前年大会は最終日を1打差4位からスタートし、通算18アンダーで並んだ永野竜太郎をプレーオフで下して史上5人目のアマチュア優勝を遂げた。世界アマチュアランキング1位としての強さを見せつけた。

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予選ラウンドは今季3勝を挙げて賞金ランキングトップの比嘉一貴、8月「Sansan KBCオーガスタ」でツアー初優勝を飾った河本力とのペアリングとなった。

2008年の初開催から12回目の今大会は兵庫・小野東洋GCで初めて行われる。賞金総額1億円(優勝賞金2000万円)がかけられ、前週大会を制して賞金ランキング2位に浮上した大槻智春は比嘉との間にある約2560万円の差を縮めたい。

また、10月10日時点での賞金ランク5位以内に入れば来季の米下部ツアーの出場権がかかる予選会をファイナルステージ(11月～)から挑戦できる。期限は今大会を含め残り3試合。すでに挑戦の意向を表明した同ランク3位の桂川有人と同4位の大西魁斗は現在の順位をキープできるか。

前週大会で優勝争いを演じた石川遼もエントリー。「日本シニアオープン」を2位で終えた藤田寛之も参戦する。初代チャンピオンの谷原秀人、19年覇者の武藤俊憲も出場する。池田勇太は首痛で欠場を決めた。

＜主な出場予定選手＞
中島啓太、石川遼、今平周吾、岩田寛、大西魁斗、片山晋呉、桂川有人、河本力、小平智、谷原秀人、永野竜太郎、比嘉一貴、久常涼、藤田寛之、星野陸也、堀川未来夢、宮里優作、宮本勝昌